アンチエイジングと眼科手術
皆さんお元気でしょうか。
今は関西への手術のため新幹線で移動中です。
突然ですがアンチエイジング(日本語で抗加齢)という分野ご存知ですか?近年とても進歩している分野です。
目に起こる病気、白内障、緑内障、黄斑変性、ドライアイ、ほとんどのものが年齢を重ねることによって起こるものばかりです。
残念ながら世の中の多くでは、病気に対して発症したらどうするかということばかりが行われています。
今は予防医学、どうやったら病気を防げるのか、どうしたら年齢を重ねることによって起こることを防げるのか、まさにアンチエイジングが重要視されています。日本ではまだまだ関心の薄い分野ですが、皆さんも目ではブルーベリーがいいなど聞いた事があると思います。本当はまだまだあります。
アンチエイジングと眼科の融合に以前から取り組んでいます。普段からの生活習慣やサプリメントなどを考えることで病気の予防だけでなく、手術の場合も結果にもいい影響があります。
今年はその一環で抗加齢学会の専門医の試験があります。普段からアンチエイジングに対する学会発表や取り組みをしている医師のみ受験資格があります。
40歳半ばでなかなか試験勉強も大変ですが、患者さんのお役に立てるよう日進月歩の毎日です。
医師は医師免許をとって完成ではなく日々精進し進歩する必要があります。
皆さんも医師を選ぶ際は年齢を重ねても向上心があり客観的に妥当な知識を持っているかなどを指標に考えられたらいいと思います。
私も外科医として自分自身のアンチエイジング、いい手術を行うためには大切ですね
今日はここまで
新幹線、少し揺れます |
去年の学会参加時、今年はweb開催 |
6 件のコメント:
先生のお話、毎回賛同200%です。実は目に良いサプリメントを次回お伺いしようと思っていたところです。より良い人生を送るため 肉体的(錠剤) 精神的(愛情、ポジティブエネルギー)なサプリメント 必要ですよね。
本ブログ「アンチエイジングと眼科手術」から__
・・・< 医師は医師免許をとって完成ではなく日々精進し進歩する必要があります。皆さんも医師を選ぶ際は年齢を重ねても向上心があり客観的に妥当な知識を持っているかなどを指標に考えられたらいいと思います >・・・とあります。
この言葉は、30歳前後に医大に学士編入し医者になった甥が医療現場実習のため我が家滞在時に話してくれたことと重なりました。折角、医学部への入学が叶っても、その後は向上心もなく、日進月歩変わっていく医学界にあって前向きな姿勢で臨んでない人が多いということでした。勿論、ほとんどが医者になっている筈ですが・・。
また、教授の中にはレントゲン写真を正しく読めないという不勉強な方もいるという事など、年齢を重ね医学分野での地位を確立しても常に日々の研鑽が必要と言っていました。母親の病気がきっかけで医者を志した甥は、中原先生のような姿勢を大切にしているようです。
今回のメッセージを拝読して嬉しく思います。いつも応援しております。
みなさまコメントありがとうございます。
みなさまの言葉にいつも元気をいただきます。
人は人に支えられて生きているのですね。
私もみなさまのお力になれるよう精進いたします。
中原先生こんにちは。いつもお世話になっております。
少し前までは、網膜硝子体手術は入院が常識だったのですが、昨今では日帰り手術とかも良く目にします。一般論として、日帰り手術は術後帰宅するのに交通機関、例えば電車とかを使っても大丈夫なのですか?帰宅をするのに電車を使って一時間、という場合も適応するのでしょうか、それともやはりホテルなどに滞在して治療するのが理想的なのでしょうか?
日帰り手術はしっかり対応できる技術を持つ医師では全く問題ないと考えています。患者さんの負担は大幅に軽減します。費用もかなり削減できます。実際に私は現在全例で日帰りで行っています。傷口や手術精度や炎症を出さない技術を持っている医師であれば可能です。担当医の技量と相談する必要があります。
中原先生、お返事頂きありがとうございます。確かに入院なしであれば、費用は大幅に節減出来ますね!
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